愉快系

どぉでもいい感じの愉快な日常をお届け〜。具体的にはアニメ的な?

『honto』よく分からないなぁ…

オンライン書店のbk1がなくなって、新たにhontoという書店になったそうです。

bk1は一時期よく利用していたので、時代の流れを感じます。もう10年近く前ですが。

 

さてhonto

bk1をわざわざ刷新して作ったハイブリッド型総合書店とのことですが、現時点では、なんの意味があるのかよく分かりません。どこを目指したいのかも分かりません。下記の記事を読んだ限りですが。

紙のリプレースではなく市場の拡大――ハイブリッド型総合書店「honto」が目指す先

差別化というけれど(主にamazonとの)、どれもこれも、重箱の隅をつついた程度の差別化です。しかもamazonの後追いで差別化になってません。

つまりネット書店とリアル書店を連動させることの『読者メリット』が分からないのです。

連動させることで、顧客にとって、どんな利便性が出てくるのか? どのような悩みや問題・不平不満を解決してくれるのか? はたまたどんな未体験ゾーンに誘ってくれるのか?

ここがさっぱり分からないのです。

 

たとえば下記。

『出版市場そのものの拡大を目指す』

『書店のお勧め、書店員のレビュー、店頭POPなどだ。店頭POPはオンライン書店でも閲覧を可能』

『オンライン書店だけではつかみきれない生活者の趣味や好みをより深く取り込み、リアル書店と連携』

──どれもこれも書店側のメリットです。

 

レシートからデータ収集してレコメンドに生かすって…ユニークなレコメンドになるとも思えません。購入情報に代わりはないんだから。購入者の少ない立ち上げたばかりの書店にとっては嬉しいデータでしょうけれども。

リアル書店の在庫を取り置きしてもらうなら、フツーに宅配してくれたほうが便利なのでは…? 今やコンビニ止めにすることすらできるのに。

リアル書店の日米の比較などは「だからどうした?」としかいえない分析ですし。この分析になんの意味が…。hontoがリアルの書店をくまなく網羅している、というのならまだしも。

電子書籍に至っては、敵視しているようにも感じられます。

強いて上げればポイントですが…うちの近所の名もない書店でそのポイントが使えるなら嬉しいけども、3チェーンのみでは…。山手沿線という利便性があって ですら、電車でジュンク堂には行きません。amazonで書籍を配送してもらったほうが、自分を配送するよか安いし時間もかかりません。

こんなんで、amazonの牙城を崩せるのかしら?

 

本好きが書店をのぞく楽しみ、というのは確かにあります。amazonは、これに対抗しうる魅力はまだ生み出せていないと思います。『なか見』も、なんかこう味気ないですし。

もしその『書店をのぞく楽しみ』がネットで表現することができたのなら優位性が生み出せるかなと。どうすればそれを表現できるのかは分かりませんが、たと えば、ジュンク堂の『書店員の本気』というような企画はすばらしいと思います。プログラムのレコメンドではなく、プロのお勧め。でもhontoは、記事を 見る限り、そういう手間暇は掛けたくないような感じですし。

あるいは、ニッポンのリアル書店をくまなくすべてネットワーク化できたら、ポイントによる囲い込みの意味も出てくるかなと。

にもかかわらず、hontoは、amazonとド競合するような合理化ばかり謳っています。かてませんて。合理化の申し子のようなグローバル企業に、後発寄せ集めの日の丸ローカル企業群が、どうやって対抗できるというのか…。

 

トップダウンで上目線で読者の気持ちなんてみじんも理解しておらず、そんな人々がしょーもない企画を打ち立てたって感じですた。

取締役の方々は、amazonで買い物したことあるのかな?