愉快系

どぉでもいい感じの愉快な日常をお届け〜。具体的にはアニメ的な?

向かうベクトルが違う

作家やマンガ家が自炊業者を提訴したというニュースを見ましたが、なんだかなぁって感じです。

自分で本をバッサバッサと切ってる身(^^;として自炊業者を擁護しているわけではなく、問題の本質が違うでしょうといいたいわけで。

自炊業者を提訴するほどのエネルギーがあるのなら、そのエネルギーを出版社に向けて頂きたい。電子書籍が普及すれば、自炊業者は自然消滅するわけですから。

 

仮に自炊業者が絶滅しても、ぼくみたいな自分で(まさに)自炊する人はいるわけですから、業者がいなくなって、それでも電子化したい人々が、

「あれ? 自炊って意外と簡単じゃん」

と気づいたら、業界をひとつ潰しただけで問題はなんら変わりません。

ぼくにいわせれば、大量の書籍の整理整頓をするより、バッサリ切ってPDFにしたほうがよほどラクです。

何しろ1年前、大掃除で本棚の整理に丸一日休みが潰れ、しかもそのせいで腰痛が再発し、いわんやその治療費に10万円以上かかったのですよ!?

あげく、捨て身で整理整頓した本棚が震災で倒壊したわけです(ToT)

まぁぼくの場合、書籍そのものには愛着ないので(好きなのはコンテンツ)、本好きの人にどんなにいっても相容れられないかもいれませんが……

 

自炊書籍……つまりPDFは、コピーガードも何もかけられないのがまず問題です。

FTPソフトのボタン一つでネットにあげられます。FTPなんて使わずとも、いまや、ファイル共有サイトで誰でも見られるように普通の人ができてしまいます。

自炊業者がなくなっても、コンテンツが流出する可能性は残るわけです。しかも、かなり広範囲に。繰り返しますが、自炊は、慣れれば本棚整理するより簡単で、本棚を買い増すより安いです。

 

イーパブなどのコピーガード付きファイルにすれば、まぁそれでも違法コンテンツがゼロになるわけではありませんが、多少はマシにはなるでしょう。

例えるなら、PDFは「家に鍵をかけないで外出するということ」

コピーガード付きファイルは「家に鍵をかけて外出するということ」

ま、それでもピッキングとかで侵入されることはありますが、マシにはなるかなと。リアルだって万引きはなくせないわけで。

ただネットの頭痛いところは、「鍵そのものがすぐ空けられる」ということなんですけどね(^^; 特定のキーワードで検索すれば解錠方法はいくらでも……。

 

だからこそ、議論すべきなのは「どうすれば鍵をかけられるか?」「解錠できない鍵とは何か?」

もっといえば「収益構造(ビジネスモデル)の見直しは必要ではないのか?」ということだと思います。

 

まぁとりあえずは、出版社に「鍵かけてよ!」と訴えることが先決なんじゃないですかね?