愉快系

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フェイスブックの使い方

IT業界では、様々なインフラが出てきては消えていきますが、今年は日本でも「フェイスブックだ!」という声をよく聞いたり、「フェイスブックってどうよ?」と質問受けたりします。

個人的には、後発のフェイスブックがミクシーをすぐ抜くのは相当むづかしいんじゃないかなー?と思うのですけど、まぁユーザー数の絶対値は抜けずとも、ある程度の棲み分けはできるのかもしれません。

ということでここ数ヶ月、コンサルティング会社・インタラクティブエイジェンシー・大学・仕事仲間……などで、話を聞いたり議論してみたり講演に参加してみたりして、フェイスブックの使い方について考えてみました。

 

で、今のところのぼく自身の見解はこう。

  • 建前:フェイスブックは、高性能なWebメーラーである。
  • ホンネ:フェイスブックは、ちょっとうざいWebメーラーである(^^;

ちなみにアメリカでの状況は考慮していません。英語読めないし(゚Д゚)

 

さて、有識者さんの見解をいろいろ聞くに、フェイスブックの使い方は下記のように2分するように思われます。

1番:フェイスブックは、新しく、かつ広大なマーケットである。

2番:フェイスブックは、コミュニケーションツールである。

ぼく自身は『2番』を支持。もちろん例外はありますけど、商売……ことネットの通信販売(以下、EC)に限っていえば『1番』の使い方はあり得ないでしょう。

例えばタケコプターの開発に成功して通販すれば一気に広まるけど、それは別にフェイスブックでなくても一気に広まりますから!

ようは、クチコミが広まるかどうかはコンテンツ次第です。ソーシャルメディア向きのコンテンツが配信されれば、それは一気に広まるでしょう。しかし、友達をひたすら登録してるだけではなんの意味もありません。まぁ当たり前の結論なんだけど……。

情報流通チャネルとして、フェイスブックは一つの入り口では確かにあるけれど、ECに限れば優先順位は限りなく下位。検索連動広告とSEO、顧客の欲求がダイレクトに打ち込まれる検索対策をまずやって、その次はコンテンツ連動広告などを試し、場合によってはセグメントが明確なメディアのバナーを買い、それでもまだカネと時間が余ってるならやればいいんじゃね?……という感じ。

っていうかそこまでカネがあるならリアルで営業活動したほうが早いし、フェイスブックやツイッターでぽちぽち友達ボタン押してる時間があるならコンテンツ企画の一つでも考えた方がいいと思います。

 

フェイスブック・ミクシー・ツイッターなどを総称して『ソーシャルメディア』と呼びますが、ソーシャルメディアを『鉄道』に例えてみるとこう。

  • ソーシャルメディアは線路
  • コンテンツは電車

現状、ソーシャルメディアという線路は、日本でもそれなりに広範囲をカバーするに至り、それだけを見れば確かに『広大なマーケット』と見えるかもしれません。

ですが、線路なんです。

そこに人はいません。

人がいるのは電車という乗り物の中なんです。

ですから、線路上で広大なマーケットを作りたいのなら、15両編成2階建ての電車を作らねばなりませんし、情報を早く伝播させたいなら、リニア新幹線を走らせねばなりませんし、お金持ち相手に商売したいなら、ファーストクラス並グリーン車でエレガントな車内販売をするなど工夫をしないといけません。

なのになぜか、線路の脇に立って、

「おーい! オレはここにいるぞー! 誰か来てー!!!」

と叫んでるだけの人が少なからずいらっしゃりマス。

この人たちは、おそらく、自分が駅長の『ターミナル駅』を作りたいんでしょうけれども……。猫駅長を代役にする以外で、その作り方が分かったらぜひ教えてください。

 

じゃあソーシャルメディアはまったくの役立たずなのかといえばそうではなく、コミュニケーションツールとして、電話やメール、ECでいえばメルマガのような使い方は成立するでしょう。

もちろん、毎回売り込み情報を配信し続けてたら誰も見向きもしなくなるのは当たり前ですが。だってコミュニケーションツールですから(本来はメルマガもね)。友達に、押し売りするなんてあり得ないでしょう? リアルの街中で、キャバクラの勧誘員がしつこく迫ってきたら警察に通報するでしょう?

ぼくたちは、キャバクラの勧誘員を見習うべきですネ。見込みがないときのあの引き際を。

 

……と、こう考えていくと、フェイスブックで集客拡販などという使い方をあくまでもしたいなら、『インタラクティブでマルチメディアなオモシロコンテンツは何かな?』と考えるのが有用なんじゃないかなと。が、それをヒットさせるのは相当むづかしいと思いいますが……。

 

というわけで最初の結論に返るわけです。

  • 建前:フェイスブックは、高性能なWebメーラー。
  • ホンネ:フェイスブックは、ちょっとうざいWebメーラー。

 

以下余談になりますが……

ネットオンリーのコミュニケーションが近年ますますキライになってくるワタクシとしては『うざいなぁ』と感じたりするのですけどそもそも見知らぬ人を紹介されてもだから何って感じだし友人知人は別にフェイスブックでなくても連絡取ってるから余計なお世話だしユーザーインターフェイスがわかりにくすぎなどなどまぁそれは個人の感想なのでどうでもいいんですけどね?

こんだけどっぷりネット生活してるのでたまに勘違いされますが、ぼくはITという最先端テクノロジーを駆使して何かを表現するのがむやみやたらと好きなのであって、コミュニケーションはリアルで取ってるほうが多いんです。(だから日々飲んだくれてあんな体重に……)

じゃあリア充で友達たくさんなのかといえばそうでもなく、毎回飲みに行くなんて数人だし、『接待』なんてそれこそ大嫌いだけどやむを得ず年数回くらいはやらねばならずやったらヘトヘト翌日再起不能という引きこもりです。屈折してるなぁ……

ま、ベースがひとりでもあんまり苦じゃないんですよね。何か作ってればいいんだから(゚Д゚)

 

以上、フェイスブックの使い方でしたー。