愉快系

どぉでもいい感じの愉快な日常をお届け〜。具体的にはアニメ的な?

ソフトとコンテンツの違い

突然ですが『ソフトウェア』と『コンテンツ』の違いはいったいなんなのか?

そんなことをふと思いまして。

自分自身も使い方がけっこう曖昧だったので、今日はいちど整理してみたいと思います!

カテゴリーが違うのです

さてさて。

ソフトとコンテンツは、そもそもカテゴリーが違うと考えてみました。

たとえるなら「カレーとリンゴってどう違うの?」と聞かれているがごとく!

バーモンドカレーに、いくらリンゴが入っていようとも、カレーとリンゴは別モノです。

 

ハードウェアから考えましょ

まず、ソフトを語る前に『ハードウェア』の存在は見過ごせませんので、ハードとソフトの比較検討から。といってもハードととソフトの区別は簡単。パソコンでたとえるなら、筐体や電子回路基板など、手に触れられるものがハード。

そしてその電気回路の中で動く──物理的には電気信号でしかないけど、画面越しにWindowsやMacとして見える、それがソフト。

さらにそのソフトの上に乗ってるソフトもあって、それがWordやPhotoshopなど。

狭義的にはこのラインまでがソフトと呼ばれてます。

 

ソフトウェアで作られたデータ、それがコンテンツ

そして、Wordで書いた文章をコンテンツと呼びます。

あるいは、Photoshopで描いたイラストもコンテンツ。

つまり、ハードとソフトは相互補完的な関係であってどちらが欠けても『道具』として機能しません。

そしてその道具によって生み出されるのがコンテンツ。

ということで定義するならこう。

 

<定義>

  • ハードとソフトは『道具』
  • コンテンツは、その道具から生み出される『情報』

なので、同じカテゴリーでくくること自体が間違っている、といえます。

ではこの<定義>を身近なモノでたとえてみましょう。

 

例1)テレビ

テレビ本体や液晶画面(一昔前ならブラウン管)、その中に入っている電子回路基板などがハード。

それらハードを動かしているのがソフト。最近のテレビは、番組表なども表示できるようになり、ソフトが目に見えるようになってきました。

そしてテレビ番組はコンテンツ。

 

例2)書籍

電子機器じゃないですが<定義>を当てはめてみましょう。

書籍の場合、表紙やページなど『紙』がハード。

しかし『ページをめくる』という動作は人間が行うのでソフトが無いわけです。

そしてマンガや小説などがコンテンツ。

ハードに直接、コンテンツを刻んでいるわけです。だから、ハードとソフトに分離したことで得られるメリット=『入れ替え』ができない。ハードまるごとコンテンツを買うしかないのです。

ちなみに電子書籍の場合、KindleやiPadの中にソフトが入ってます。いやまぁ人間がボタン押さないとページめくれないけど、コンテンツは人間が触れられないわけで、『ページをめくる動作』の橋渡しをしているわけです、ソフトが。その代わり、1つのハードにいくつものコンテンツを入れられます。

余談ですが、『紙』は非常に優れたメディアで、視認性は抜群に高く、それでいて安価。500円でハードとコンテンツが買えるなんて書籍だけです(CDはプレーヤーが必要だし)。たくさんあったらかさばりますが、そんな問題は情報社会になってからの悩みですから。人類史上最高のメディアです。この牙城をKindleは突き崩すことができるのか!? 見物です。

 

例3)TVゲーム

ソフトとコンテンツの関係を紛らわしくしているのがゲームです。

<定義>に則すならば、ゲームはコンテンツと呼ぶべきでしょう。

しかし『ゲームコンテンツ』を買うとは誰もいいません。『ゲームソフトを買う』といいます。

では『ゲームソフト』という言い方は誤用なのか?

 

<定義>を厳密にいうとこうなります。

『ソフトから出力されたものがコンテンツ』

ゲームは、ゲーム開発ソフトから出力されたわけですから、コンテンツといえるわけですが、それと同時に、ゲーム自体、出力も担うわけです。

 

つまり双方向ですから、ゲームはユーザーの入力に対して結果を出します。

ドラクエで『戦う』を選択したのに『メガンテ』をぶちかましては困るわけです(懐かしい)。

だからゲームは『ゲームを動かすソフト』『入力に応じて変化するコンテンツ』という二面性を持ち合わせる不思議なモノなのです。出力機能がある以上、ソフトと呼んでもおかしくはない。

っていうか、出力された『固定情報』がコンテンツというならば、ゲームをコンテンツと呼ぶのはおかしい。

でもま、ケータイゲームなんかは『コンテンツ』ともいわれているわけで。

思うにゲームでは、ファミコン時代のあの『カセット』をソフトといってましたから、その慣習の名残かもしれません。正確にはカセットやDVDはメディアで、その中に入っているのが目に見えないモノがソフトなんですが。

それに加えてコンテンツという呼び方自体が比較的新しい。

ゆえに、カセットやDVDのようにパッケージングされているゲームは『ソフト』

パッケージングされていないダウンロードゲームは『コンテンツ』

こんな認識ができたのかなと。

まさにリンゴ入りカレーといった感じですが、まぁ確かにリンゴ入りカレーを『リンゴだ!』とはいわんわなぁ…。リンゴとカレー粉が入ってるけどカレーです。

 

ま、言葉は生き物ですから、その時々に応じて変化してくわけですけどね。(考察台無しの結論)