愉快系

どぉでもいい感じの愉快な日常をお届け〜。具体的にはアニメ的な?

レコード店から書店を類推する

いやー、渋谷HMVが閉店ですってねぇ。

──と、感慨深げに書いても、ぼくは一度も買い物にいったことはないですが、ラジオ番組のグルーブラインをよく聞いていたので、なんとなく愛着があるような、ないような。

もちろん音楽に限ったことではなく、書籍も遅かれ早かれデジタル化するでしょうから書店はほんと大変になるでしょうねぇ。

 

電子書籍のダウンロード販売が主流になれば、とうぜん、書店に『行く理由』がほとんどなくなります。

今までリアル書店がamazonに対抗できたのは『今すぐほしい』という『行く理由』があったからですが(売れ筋に限られてるけど)、amazonも即日配達や日時指定で必死に追い上げてきてますし。

そこにきてデジタル化によるダウンロード販売ときたら。『今すぐほしい』すら、amazonに奪われてしまうわけです。

しかも出かける必要すらない! 駅でも空港でも、電車・飛行機・車の中──そしてベッドでゴロ寝しながら書籍が購入できるわけです。しかも、ありとあらゆる書籍が。(ぼくの場合おもにマンガが)

電車の中で、ケータイで書籍を初めて注文したときは、ちょっとした感動を覚えたものです。

手のひらの中に超巨大書店が入っているような感じでした。

 

じゃ、リアル書店は今後どんな役割があるのかといえば、もちろん紙として書籍がほしい人は引き続き利用するでしょうけれども売上減は免れません。

よくいわれていることですが、やはり、リアル書店の生き残りは『個性的な』レコメンドでしょうか?

ベッコウ飴陳列なんて揶揄されている棚は撤廃して、各店独自の個性ある棚を作る。そうすれば『あそこの店の本はおもしろい!』ってな理由ができるかなと。

もちろん、amazonもレコメンド機能は実装してますが機械的なマッチングですから、その人の興味を膨らませることはできますが、まったく違う興味を植え付けることはできないわけです。

そこはやっぱり、リアルの人間でないとね。弱いですよ。ECサイトなんぞ作りまくってるからなおさら痛感します。

 

まぁそんなに手間暇かけて書店を運営する意味があるのか?といわれると微妙ですが(^^;

けっきょく書店は今後も巨大化しつづけ、採算の取れる場所は残してそれ以外は潰し、そんなことをやっても物量勝負ではどうやったってamazonに勝てず、巨大化するほどに維持費もかさみ、けっきょくみんなバタバタ倒れ、屍の上に立つのはamazonばかり…とか?

ただ書籍は、相変わらずデジタル技術が追いついていないので、来年すぐに潰れまくるかといえばそうでもなさそう。あと日本は、利権絡みでなかなか進まなそうだし。

でも技術的にはあと3〜5年くらいでしょうか。これで紙に勝るとも劣らないモニターができるはず。しかもフルカラーで。

あとは利権の問題ですが、そこはamazon・アップル・Googleなどアメリカ勢が『原爆』投下して一気に解消とかねぇ?

 

音楽業界が一新したのはまさにあっという間でしたが、『紙の壁』がある出版は、そこまでの激変はなさそう。

煮えたぎった湯にカエルを投げれば飛び出てくるけど、徐々に煮立たした湯ではカエルは気づかず…ってな具合になってなきゃいいですけど。